会の歴史は古く、昭和51年(1976年)、当時の浜北市が市民のための文化振興活動として始めた市民スクールの
油彩部門が発端です。その後、市民スクールの修了者によって、絵を描くことを主な目的とする自主サークル
「火陽会」が結成され、引き続き開催されていた市民スクールの修了者を吸収しつつ火陽会は成長しました。
なかには絵を描く活動の中でも、会員同士のカップルの誕生もいくつかあったと言うことです。
浜北市内では油彩画の学べるところも少なく、浜北市市民スクールが消滅した後は、火陽会は市民の油彩画を学べる
貴重な存在となりました。
また平成17年(2005年)浜北市が浜松市に編入され、火陽会の活動は浜松の北部のみにとどまらず、広く浜松市、
磐田市、袋井市に会員を広げ、活動の輪を広げております。
平成28年(2016年)には開催教室を昼の部と夜の部の2部とし、時間の都合で制限される会員の教室の開催時間に幅を持たせました。
また、併せてて水彩もレパートリーに加えました。
そして令和7年の今、会員の高齢化と減少により、教室は昼の部一部に統一され、毎週水曜日の午後2:00-4:30の間で
開催される形式になっております。
火陽会には今年(2025年)で発足以来49年の歴史がありますが、発足当時からの「油彩を中心の同好会」の精神を忘れずも、「油彩・水彩
を中心の同好会」として、私たちの人生の彩りをちょっとだけ豊かにすることを目的に、地道に絵を描き続けて行きたいと思っております。